2008年08月05日

夢丸1号と誘拐犯の巻(その2)

前回までのあらすじはこちら

一億円の詰まったバッグを下げて夢丸1号は二の丸広場にいた。

日曜日ということもあり、二の丸広場は大勢の家族連れで賑わっている。

よく見ると夢丸1号の隣には大柄で、いかつい女性が立っているようだ・・・。



夢丸1号「どうしてここにいるんですか?」

山田さん「心配だからに決まっているでしょう。」




夢丸1号「そうじゃなくて。どうして女装なんですか?」

山田さん「男二人でいるのは不自然だから、カップルを装っているんです。」




夢丸1号「あんたの顔がよっぽど不自然ですよ。」

山田さん「失礼な。どこが不自然なんですか?」




夢丸1号「口紅の塗りすぎです。歯まで塗ってるじゃないですか。」

山田さん「これは勢い余って・・・。」




夢丸1号「それにつけまつ毛が異常にでかい!」

山田さん「和田アキ子用のつけまつ毛が安価で売られてたのでつい・・・」




夢丸1号「そんな化け物みたいな女性と一緒にいる私を周りの人はどう見るでしょうね。」

山田さん「二の丸広場の中心で愛を叫ぶ幸せ者に見えるかも♪」




夢丸1号「すこし離れて下さい!!」

山田さん「くっついた方が自然ですって!」




夢丸1号「変に見られるから向こうへ行って!!」

山田さん「いやだ!!」




二人でごたごたしている時に、犯人からの電話が鳴った。




誘拐犯人「おい!なんで喧嘩してるんだ?」

夢丸1号「うるさい!生理的に受け付けない女がそばにいるんだよ。」




誘拐犯人「女が?ほほ~っ、身代金の受け渡しの最中にナンパか?」

夢丸1号「ふざけるな。ナンパだったらもっとマシな女を選ぶぞ!」




誘拐犯人「そんなにひどい女なのか?」

夢丸1号「望遠鏡で見ているんだろ?だったらこの女の顔を見てみろ!ほら!!」




誘拐犯人「・・・・・・」

夢丸1号「どうだ?」




誘拐犯人「う~む、確かにひどいな。」

夢丸1号「地球に来て一週間経ちましたっていう宇宙人みたいだろ。」




誘拐犯人「まぁいい。それより、ちゃんと金は持ってきただろうな。」

夢丸1号「当たり前だ。くしゃくしゃのお札をアイロンで伸ばすのに何回火傷したと思っているんだ!!」




誘拐犯人「それでは金の受け渡しを支持する。」

山田さん「ちょっと待て。子供は無事か?」




子供の安否が心配なので思わず電話に反応したのは
女装が下手な山田さんであった。




誘拐犯人「ん?どうして宇宙人みたいな女が電話に出たんだ?」

山田さん「話すと長くなるが、俺はその子のパパだ。」




誘拐犯人「パパ?その顔を見たら子供は泣くぞ。」

山田さん「そんなことはどうでもいい。子供の声を聞かせてくれ。」




誘拐犯人「よし。ほらお前のパパだ。話せ」

進一君「パパッ!パパなの?パパ~~!!!」

山田さん「進一!すぐに助けてやるからな。」




さぁ、夢丸1号と女装した山田さんは進一君を無事助け出すことが出来るのか?


気長につづく。  
タグ :誘拐女装

Posted by 豆店長 at 12:44Comments(0)TrackBack(0)事件

2008年07月31日

夢丸1号と誘拐犯の巻(その1)

夢丸1号はおじさんの姿をしたロボットです。

今日は警察署長に頼まれて、ある誘拐事件の応援に出向いていきました。
早い話が「交渉人」の任務を任せられたのです。

誘拐されたのは山田川男さんの一人息子の進一君です。

夢丸1号が山田さんの家へ着き、山田さんと警察が
深刻な顔をして犯人からの連絡を待っている部屋へ
入ったと同時に犯人からの電話が鳴りました。


プルルルルルルル♪プルルルルルルル♪


夢丸1号「いいですか。これからは私が犯人と交渉します。」


それだけ言うとためらいもせずに夢丸1号は受話器を取りました。


ガチャッ!  
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Posted by 豆店長 at 17:25Comments(0)TrackBack(0)事件

2008年07月31日

夢丸1号の占い屋さんの巻

にぎやかな繁華街のすぐ横に小さな占い屋が店を出していた。

いつもは小柄なおばちゃんが占っているのだが、
今夜は冴えないおじさんが座っていた。

その冴えないおじさんこそが夢丸1号である。

どうやらいつものおばちゃんが急病のため、
ピンチヒッターで夢丸1号が占いをやるらしい。

果たして夢丸1号は占いを成功させることが出来るのか?
  
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タグ :占い

Posted by 豆店長 at 11:00Comments(0)アルバイト